アステラス(旧山之内) リピトールがスタチン系トップに
公開日時 2005/05/17 23:00
アステラス製薬(旧山之内)は5月17日、05年3月期(04年度)通期決算を発
表した。減収はコンシューマー事業譲渡の影響。特別損失として藤沢薬品工業
との合併に伴う事業統合費用209億円を計上するなどで純利益は減益。
リピトールの売上が855億円と三共のメバロチン(国内825億円)を抜き、国内
スタチン系トップに立った。ARBミカルディスの売上も急伸した。05年1月に
米国で発売したベシケアは05年度米国で100億円を見込む。
●〔連結業績(前期比)
<参考:前期の業績からコンシューマー事業を除く医薬品事業で比較>〕
売上高 4470億5100万円(12.5%減)<5.6%増>
営業利益 1088億8900万円(7.9%増)<12.2%増>
経常利益 1101億5600万円(12.0%増)<17.0%増>
純利益 337億1700万円(43.9%減)<41.3%減>
●〔主要品売上高(03年度)05年度予想、単位:億円〕
(国内)
ガスター 731(753)687
(うちD錠) 420(382)429
ハルナール 494(467)470
リピトール 855(776)925
ミカルディス 261(86)328
Ca拮抗剤計 131(145)112
ペルジピン 105(115)90
ヒポカ 26(29)22
フランドル 134(137)123
ドルナー 93(100)86
オプチレイ -1(88)―
オイグルコン -0(29)―
ファロム 27(34)―
ナゼア 40(41)41
スターシス 45(41)47
アドバフェロン17(47)16
(連結)
ハルナール 1359(1223)1369
ベシケア 27(―)172
欧州 15(―)72
米国 11(―)100