インフルエンザ報告12報 新規患者数が前年同期比で減少
公開日時 2006/02/20 23:00
厚生労働省のインフルエンザ様疾患発生報告(第12報、2月5~11日)による
と、全国教育機関の新規患者数は3万1839人に達したが、昨シーズンより約23
00人少なかった。ただ、累計患者数は16万7386人で昨シーズンの約2倍。学級
閉鎖となった学校数は146校の大阪府が最も多く、次いで北海道134校、埼玉県
108校の順となった。
一方、厚労省と国立感染症研究所がまとめた感染症週報(1月30日~2月5日)
では、インフルエンザの定点あたり報告数が30.1(報告数14万1222件)で前の
週より1.3ポイント減少した。都道府県別では愛知県(53.9)が最も多く、福
井県(49.8)、埼玉県(45.1)などと続いている。