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アキュメンバイオ 加齢黄斑変性治療薬「Sub-X」の大型化期待

公開日時 2006/04/18 23:00

九州大発バイオベンチャーのアキュメンバイオファーマ(福岡市)の鍵本忠尚
会長兼CEOは4月17日、野村バイオカンファレンスで講演し、加齢黄斑変性(A
MD)治療薬「Sub-X」(開発コード)について「競合薬が対処療法薬であるの
に対し、本質的治療薬であり、大型新薬として期待できる」と話し、08年に米
FDAへIND申請し10年をメドに承認を目指していることを明らかにした。

鍵本CEOは「疾患の本体である異常血管新生の抑制に強い効果を発揮するため、
市場規模は果てしなく広がる」と強調した。AMDは成人失明の最大の原因とな
っており、米国では同剤の対象となるAMD wet type(脈絡膜新生血管が発生
する病態)が推定約200万人おり、毎年25万人ずつ増加している。国内患者数
は約43万人で、予備軍も含めると約854万人いるとされる。AMDだけでなく、糖
尿病性網膜症(DR)に対しても根本的な治療法になり得ると期待。

競合薬にはファイザー/OSIの「Macugen」や2月にFDAに承認申請を受理され
たジェネンテック/ノバルティスの「Lucentis」などのVEGF抑制機序薬がある
が、「再発する可能性が大きく、新生血管の完全な消退は難しい」と指摘した。

一方、07年にFDAへのIND申請を目指す増殖性硝子体網膜症治療薬「Skit」は、
治療薬がない疾患領域であり、「網膜剥離から増殖性硝子体網膜症への進行を
防ぐ働きがあり、予防薬になり得る」と説明した。

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