明治製菓・薬品事業 5.3%増収、デプロメール伸長続く
公開日時 2006/05/16 23:00
明治製菓は5月16日、06年3月期通期決算を発表した。薬品事業は、昨年10月
に社会不安障害の適応拡大を取得したデプロメール(SSRI)の伸長が目立つ。
営業利益はコスト削減により87.9%増加したが、今期は薬価改定の影響で54.6%
減となる。
08年度を最終年度とする中期経営計画では、薬品事業の売上高1200億円(うち
後発品100億円)、経常利益50億円が目標。後発品は現在の15品目から10品目
程度増やす。
●〔薬品事業(前期比)06年度予想〕
売上高 1153億8800万円(5.3%増)1120億円
営業利益 66億600万円(87.9%増)30億円
●〔05年度(04年度)06年度予想、億円〕
メイアクト 207(192)197
国内 190(177)180
輸出 17(15)17
ホスミシン 63(72)55
ハベカシン 55(57)50
オメガシン 32(27)33
スオード 19(19)19
イソジン 61(69)55
デプロメール91(77)105
メイラックス45(43)43
エバステル 37(39)32
GE 46(―)65