GSK 子宮頸がんワクチン「サーバリックス」、26歳以上でも高い有効性
公開日時 2006/06/11 23:00
英グラクソ・スミスクラインは6月5日、初めて26歳以上の女性で子宮頸がん
予防ワクチンの高い有効性(免疫原性)と忍容性を示す臨床試験データが米ア
トランタで開かれたASCO(米国臨床腫瘍学会)で報告されたと発表した。15歳
~55歳を対象としたフェーズ3の結果で、「すべての年代の女性に対し最良の
子宮頸がんワクチンを提供することを目指す」としている。
同ワクチン「サーバリックス」は子宮頸がん発症の最も多い原因である2つの
タイプのヒトパピローマウイルス(HPV)16、18型の感染および病変を予防す
る目的で開発。今年3月に欧州で申請、米FDAには今年末までに申請を行う予
定。日本では4月から臨床試験を開始した。