米メルク 新規糖尿病治療剤、フェーズ3で血糖レベルを有意に低下
公開日時 2006/06/12 23:00
米メルクは6月10日、1日1回経口投与の新規糖尿病治療薬(DPP-4阻害薬)
シタグリプチンの新しいフェーズ3のデータが米国糖尿病学会で報告され、単
剤療法および併用療法で血糖レベルを有意に低下させたと発表した。全体的な
副作用の発現頻度はプラセボ群と同様で、忍容性は良好だったという。国内で
は万有製薬がフェーズ2を実施中で、フェーズ3からメルクと小野薬品工業と
のライセンス契約に基づき、万有と小野が共同開発することになっている。