大日本住友 ARBイルベサルタンを共同開発、販売へ
公開日時 2006/07/24 23:00
大日本住友製薬は7月24日、ブリストル・マイヤーズ(新宿区)との間で、AR
Bイルベサルタンと肝細胞がん治療薬SM-11355(ミリプラチン水和物)に関し
て国内で提携する契約を締結したと発表した。イルベサルタンについては、こ
れまでサノフィ・アベンティスからライセンスを受けた塩野義製薬とブリスト
ルが共同開発(フェーズ3段階)してきたが、今後ブリストルからサブライセ
ンスを受けた大日本住友が、塩野義と共同開発を行い、承認取得後に塩野義と
販売を行う予定。販売のスキームは協議中という。大日本住友は、Ca拮抗剤ア
ムロジンを販売しており、「営業基盤を活用して相乗効果を狙う。高血圧領域
でのプレゼンスを高めたい」と話している。
一方、SM-11355に関しては、大日本住友が開発中(フェーズ2段階)だが、承
認取得後に大日本住友とブリストルが並行販売する予定(1ブランド2チャネ
ル)。