第一三共 中間・通期予想を上方修正、オルメテックが倍増
公開日時 2006/07/31 23:00
第一三共は7月31日、06年4―6月期決算を発表した。中間期予想を売上高で
当初比100億円増(4800億円)、経常利益で120億円増(720億円)、純利益で8
0億円増(460億円)に上方修正。通期予想も中間期予想修正額と同額の増加を
見込んだ。
個別製品の通期予想を見ると、国内でメバロチンを682億円から672億円に引き
下げる一方、オルメテックを354億円から379億円に引き上げた。また、プラバ
スタチンの輸出は192億円から210億円に引き上げた。海外では、ベニカーを87
0億円から879億円に、ヴェノファーを272億円から290億円にそれぞれ引き上げ
た。
●〔連結業績(前年同期比)通期予想(当初予想)〕
売上高 2705億4900万円(―)8750億円(8650億円)
営業利益 607億9200万円(―)
経常利益 678億4200万円(―)1270億円(1150億円)
純利益 480億100万円(―)550億円(470億円)
●〔4―6月実績(前年同期比%)、億円〕
(国内)
メバロチン 178(-10.5)
パナルジン 72(-11.2)
アーチスト 52(5.0)
サンリズム 32(-3.5)
エースコール 22(-12.4)
オルメテック 98(102.4)
コバシル 19(-22.3)
ハンプ 24(10.9)
カルブロック 21(55.0)
リバロ 12(20.7)
ファスティック 14(-0.1)
クラビット 116(-13.2)
カルベニン 15(-22.3)
バナン 11(1.6)
トポテシン 13(3.2)
ジルテック 29(-16.7)
ロキソニン 80(6.9)
モービック 29(-0.9)
ミルタックス 14(-9.2)
オムニパーク 84(-12.2)
クレメジン 31(-7.3)
ザンタック 17(-15.4)
オムニスキャン 14(-4.7)
エボザック 3(2.2)
(輸出)
プラバスタチン 69(-62.9)
レボフロキサシン 76(-6.3)
(海外)
ベニカー(DSI) 356(―)
ウェルコール(DSI) 87(―)
フロキシンオティック 17(39.3)
(DSI)
エボザック(DSI) 4(15.7)
ヴェノファー(LPI) 137(―)
オルメテック(DSE) 52(44.8)
メバロチン(DSE) 15(100.1)