小野薬品・4-6月期 薬価ダウンや後発品の影響大きく
公開日時 2006/08/06 23:00
小野薬品工業は8月4日、06年4―6月期決算を発表した。4月の
薬価引き下げ(7%強)や後発品の影響を受けて、売上高は前年同
期比8.0%減少した。特にキネダックが後発品の参入で20.9%減少
したほか、オノンカプセルも花粉症の大規模な流行がなく、11.7%
減と低調だった。利益面は売上減少にくわえて研究開発費が増加し
たことで軒並み2桁減となった。
●〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 365億7700万円(8.0%減)
営業利益 163億7400万円(14.9%減)
経常利益 174億3400万円(13.1%減)
純利益 107億4200万円(12.4%減)
●〔主要品売上高(前年同期)、単位:億円〕
(連結)
オパルモン 86(81)
オノン 68(77)
キネダック 47(59)
フオイパン 38(42)
オノンドライシロップ26(22)
カタクロット 17(19)
エラスポール 14(14)
プロスタンディン 17(19)
エフオーワイ500 12(14)
プロスタンディン500 6(6)
エフオーワイ 4(5)
オノアクト 1(1)