厚生労働省の薬事食品衛生審議会医薬品第二部会は８月25日、ヤンセンファー
マの多発性骨髄腫治療薬「ベルケイド注射用」（新有効成分）など審議品目４
品目の承認を決めた。薬事分科会を経て、正式承認となる見通し。報告品目４
品目の適用拡大なども認めた。

承認を決定した製品は、ベルケイドをはじめ、ヤンセンの抗真菌剤「イトリゾ
ール注」（新投与経路）、バクスターの第８因子血液凝固製剤「アドベイト注
射用」（新有効成分）、キリンビールの同種造血幹細胞移植前治療薬「ブスル
フェクス点滴静注用60mg」（小児への用法・用量追加）―の４品目。

一方、報告品目はヤンセンの抗真菌剤「イトリゾールカプセル50」（イトラコ
ナゾール注射剤からの切り替え時の用法・用量追加）、グラクソ・スミスクラ
インの抗ウイルス剤「バルトレックス錠500、同顆粒50％」（性器ヘルペスの
再発抑制の適応拡大、用法・用量の追加）、アボットジャパンのHIV感染症治
療薬「カレトラ錠」（新用量）、中外製薬のHIV感染症治療薬「インビラーゼ
カプセル200mg、同錠500mg」（新用量と500mg錠の剤型追加）―の４品目。