科研製薬 アルツ、数量ベースで14%増
公開日時 2006/11/09 23:00
科研製薬は11月9日、07年3月期中間決算を発表した。売上面では最主力のア
ルツ(関節機能改善)が数量ベースで前年同期比14%、売上ベースで4.1%伸
びた。研究開発費増で営業減益だったが、経常・純利益は増益。開発パイプラ
インを見ると、フィブラストスプレー(トラフェルミン)の糖尿病性皮膚潰瘍
の適応拡大がフェーズ2bを終了。また、期待のトラフェルミンの歯周病はフ
ェーズ2bで、240例の目標症例に対し253例の投与が終了、来年6月にキーオ
ープンを予定。通期業績予想は変更していない。
●〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 378億4100万円(0.2%増)
営業利益 41億7200万円(8.1%減)
経常利益 39億5300万円(6.1%増)
純利益 25億6100万円(18.7%増)
●〔中間実績(前年同期)通期予想(期初予想)、億円〕
(単体)
アルツ 119.82(115.09)237(226)
アドフィード等 46.79(53.55)90(93)
プロサイリン 39.14(44.66)80(82)
セプラフィルム 27.79(23.23)56(55)
フィブラスト 18.27(18.62)38(40)
リピディル 19.07(17.28)40(40)
サイトテック 10.86(11.38)21(22)
メンタックス 10.88(14.94)17(21)
エブランチル 9.89(9.56)19(19)
GE計 19.99(16.35)47(50)