07年度厚労省予算案 一般会計2.5%増、医師確保・がん対策に重点
公開日時 2006/12/21 23:00
財務省から12月20日に内示された07年度厚生労働省予算案は、一般会計が前年
度比2.5%増の21兆4723億円で、うち社会保障関係費は2.6%増の20兆9591億円。
復活折衝を経て24日に確定する。
社会保障関係費の内訳は、医療8兆4285億円(3.3%増)、年金7兆305億円
(5.6%増)、介護1兆9485億円(1.8%増)、福祉等3兆3313億円(2.3%増)、
雇用2203億円(49.1%減)。雇用保険の国庫負担の縮減(1800億円)、生活保
護の見直し(400億円)により高齢化などに伴う歳出の伸びを2200億円抑制し
た。
医師確保(125%増の92億円)とがん対策(32%増の212億円)に重点を置いた。