ベーリンガーの06年業績 スピリーバ45%増・ミカルディス34%増
公開日時 2007/03/28 23:00
独ベーリンガーインゲルハイムが3月27日発表した06年1―12月期決算による
と、売上高は前期比11%増の105億7400万ユーロ(137億4600万ドル)で、この
うち医療用医薬品は15%増の83億1100万ユーロ(108億400万ドル)。モービッ
ク(消炎鎮痛剤)が後発品参入の影響で3割減となったが、スピリーバ(COPD
治療剤)、ミカルディス(ARB)、フローマックス(前立腺肥大症による排尿
障害改善剤)が大きく伸長した。純利益は14%増の17億2900万ユーロ。研究開
発費は16%増の15億7400万ユーロ。
日本での医療用医薬品の売上は現地通貨ベースで16%増(ユーロベースで7%
増)となり、マーケットシェアは1.7%に達した。
【1―12月、全世界売上、百万ユーロ(前期比%)】
スピリーバ 1381(45)
ミカルディス 967(34)
フローマックス922(28)
コンビベント 671(20)
モービック 579(-32)
シフロール 536(23)
ビラミューン 276(-4)
アトロベント 263(5)
アグレノックス225(31)
CATAPRESAN 217(24)