医薬協・澤井会長 新規後発品収載時の薬価算定係数引き上げを要望
公開日時 2007/05/20 23:00
医薬工業協議会の澤井弘行会長(沢井製薬社長)は5月18日、薬価制度改革案
について、私見として新規後発品収載時の薬価算定係数を先発品の0.7掛けか
ら0.8掛けに引き上げるなど、現行ルールの見直しを優先して求めていく考え
を示した。先発品の薬価の3割以下には価格を引き下げないことや、調整幅を
「ジェネリック推進費」として現在の2%から10%に引き上げることを要望と
して挙げた。こうした要望が受け入れられない場合は「参照価格的な制度にせ
ざるを得ない」と述べた。