英グラクソ・スミスクラインの07年４―６月期決算によると、最主力の喘息治
療配合剤セレタイド／アドベアの売上は前年同期比６％増の８億7100万ポンド
となった。地域別に見ると、米国が３％増の４億6700万ポンド、欧州が７％増
の３億1300万ポンド。それ以外は20％増の9100万ポンドで、このうち日本は50
0万ポンド（国内販売名アドエア、６月８日発売）だった。（26日付で総売上
高、純利益、インスリン抵抗性改善剤アバンディアの動向など既報）。

３月に米国で初めて承認され、４―６月にスイス、オーストラリアで承認され
た分子標的乳がん治療薬タイケルブは1200万ポンドだった。抗うつ薬ウェルブ
トリン（44％減）、制吐剤ゾフラン（76％減）、アレルギー性鼻炎治療薬フロ
ナーゼ（19％減）は後発品参入が響いた。

〔４―６月、米国―全世界、百万ポンド（前年同期比％、英ポンドベース）〕
セレタイド／アドベア467（３）871（６）
アバンディア226（-37）349（-27）
ラミクタール221（19）271（11）
バルトレックス161（８）226（６）
コレッグ　　199（26）202（26）
イミグラン　136（１）167（-５）
フロベント　65（-６）151（-８）
パキシル　　34（-15）140（-12）
ウェルブトリン128（-45）132（-44）
ゾフラン　　25（-86）55（-76）　
フロナーゼ　25（-26）55（-19）
タイケルブ　10（―）12（―）