厚労省 インフルエンザワクチン副作用が107例
公開日時 2007/09/27 23:00
厚生労働省は9月27日、06年度のインフルエンザワクチンによる副作用報告が
107例149件に上ったと発表した。死亡は5例で、因果関係については4例が評
価できない、1例が認められないとしている。ワクチンの推定使用量は約1877
万本。医薬品・医療機器等安全性情報(No.240)に掲載された。
報告された主な副作用は、急性散在性脳脊髄炎(白質脳脊髄炎)20件、発熱11
件、発疹など8件、注射部位の紅斑・腫脹など8件、肝機能障害など7件、シ
ョック・アナフィラキシー様症状7件、痙攣6件、ギラン・バレー症候群4件
など。なお、05年度の報告数は102例139件(推定使用量1932万本)だった。