英GSK 米アバンディアが半減、人員削減含む大規模コスト抑制を計画
公開日時 2007/10/25 23:00
英グラクソ・スミスクラインが10月24日発表した07年7―9月期決算によると、
売上高は前年同期比3%減の54億7600万ポンド(111億2200万ドル)、純利益
は6%減の13億4600万ポンド(27億3600万ドル)。医療用医薬品の売上は6%
減の46億500万ポンド。同社売上2位のインスリン抵抗性改善薬アバンディア
が、5月の副作用に関する論文発表以降不振のままで米国で51%減。1位の喘
息治療配合剤アドベアも米国で3%減。2010年までに人員削減を含め、年間7
億ポンドのコスト抑制(内訳は製造40%、販売・管理40%、研究開発インフラ
20%)を達成する計画を明らかにした。
〔7―9月、全世界―米国、百万ポンド(前年同期比%、英ポンドベース)〕
セレタイド/アドベア 835(3)452(-3)
アバンディア 225(-40)130(-51)
ラミクタール 275(7)224(11)
バルトレックス229(7)162(3)
コレッグ 145(-26)144(-25)
イミグラン 165(-8)133(-8)
フロベント 140(-3)67(5)
パキシル 128(-7)33(0)
ウェルブトリン135(-42)131(-43)
ゾフラン 32(-86)4(-98)
フロナーゼ 49(-23)21(-46)
ボンビバ 41(52)28(12)
タイケルブ 16(―)11(―)