厚労省調査 処方せんの5枚に1枚が後発品の銘柄を指定
公開日時 2007/11/07 23:00
厚生労働省の後発医薬品使用状況調査によると、7月23~29日の1週間分の処
方せん(17万8211枚)を詳細に調べた結果、医師が処方せんに「後発医薬品を
銘柄指定している」ケースは22.1%(3万9332枚)にのぼることがわかった。
「後発医薬品への変更可」に署名をしているのが17.5%(3万1249枚)、署名
がないのは60.4%(10万7630枚)だった。
厚労省は、中医協に後発医薬品使用促進策として、後発品の銘柄指定の処方せ
んを受け付けた薬局の薬剤師が処方医に疑義照会することなく別銘柄の後発品
を調剤できることなどを提案している。