スズケン 営業利益27.7%増、小腸用カプセル内視鏡の採用進む
公開日時 2007/11/12 23:00
スズケンは11月9日、08年3月期中間決算を発表した。昨年10月の翔薬との統
合効果に加えて、営業改革の推進が寄与し、増収、増益となった。通期は医療
用医薬品の伸長や引き続き翔薬との統合効果により、増収、増益を見込む。な
お、国内初の小腸用カプセル内視鏡として5月に発売(10月に保険適用)した
「ギブン画像診断システム」は10月末までに36施設で採用された。将来は小腸
以外に食道と大腸への導入を目指し、ピーク時の09年に400施設に拡大、50億
円の売上を見込む。通期業績予想は変更していない。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 7670億円(11.8%増)
営業利益 91億9500万円(27.7%増)
経常利益 158億7000万円(15.8%増)
純利益 88億7500万円(16.3%増)