厚労省・安全性情報 リピトールやメルカゾールなどで注意喚起
公開日時 2008/01/08 23:00
厚生労働省は12月26日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.242)を公表した。
10月31日付で添付文書の改訂を指示したアステラス製薬の高脂血症用剤リピト
ール、中外製薬の副甲状腺ホルモン剤メルカゾールなどについて改訂の根拠と
なった症例の概要を掲載。
リピトールは直近3年間(04年4月~07年9月)で無顆粒球症が5例(うち死
亡1)、汎血球減少症1例(死亡0)があった。メルカゾールは、これまで添
付文書で定期的な血液検査の実施を注意喚起してきたが、遵守されずに投与開
始2ヶ月以内に無顆粒球症で死亡したケースもあるとして、新たに設けた警告
欄に同様の注意を記載することとした。