厚労省 ゼチーアなど使用上の注意の改訂を指示
公開日時 2008/01/10 23:00
厚生労働省医薬食品局は1月10日、高脂血症用剤エゼチミブ(ゼチーア)やホ
ルモン剤の酢酸ゴセレリン3.6mg/10.8mg(ゾラデックス)、抗生物質ドリペ
ネム(フィニバックス)、抗ウイルス薬リン酸オセルタミビル(タミフル)、
抗真菌剤の塩酸テルビナフィン/経口剤(ラミシール錠など)など使用上の注
意の改訂を指示した。
「重大な副作用」の項にゼチーアは肝機能障害を、ゾラデックスは糖尿病の発
症または増悪(前立腺がんの場合)を、フィニバックスは肝機能障害・黄疸及
び急性腎不全をそれぞれ追記。タミフルは「重大な副作用」の項の記載を改め、
劇症肝炎等の重篤な肝炎について注意喚起する。ラミシール錠などは「重要な
基本的注意」の項に眠気、めまい・ふらつき等があらわれることを追記する。