製薬協 08年度事業計画を承認、バイオ後続医薬品のGL策定で協議へ
公開日時 2008/03/20 23:00
日本製薬工業協会は3月19日に総会を開き、バイオ後続医薬品(バイオ医薬品
の特許切れに伴う後続品)のガイドライン策定に向けて、規制当局と協議を進
める方針などを盛り込んだ08年度事業計画を承認した。計画では製薬協の12委
員会やプロジェクトなどで取り組む事項を示した。
規制当局でバイオ後続医薬品の評価に関するガイドラインの検討が始まったこ
とを受けて、昨年設置した「バイオ医薬品諸問題検討グループ」を通じて政策
提言し、当局などと協議を進める方針だ。
このほか、プロモーションコード委員会では改定コードの周知徹底、薬事委員
会では改正薬事法(05年度施行)の残された課題(外国製造業者認定制度やGM
P適合性調査制度など)の検討継続、知的財産委員会では再生医療などの先端
医療技術の特許保護に対し他団体、関係省庁と協議・折衝して実現を推進―な
どに取り組む。