米アボット ヒューミラ、FDAから多関節型JIAの適応追加を取得
公開日時 2008/03/20 23:00
米アボットは2月22日、米FDAからヒューミラが中等症・重症の多関節型若年
性特発性関節炎(多関節型JIA)を有する4歳以上の小児の症状・徴候への適
応追加承認を取得したと発表した。99年以降にFDAから多関節型JIAの承認を得
た初の生物製剤となり、初の隔週注射投与製剤になる。同剤がFDAから取得し
たのは、これで6適応となる。
多関節型JIAは16歳までに発症する慢性リウマチ性疾患のなかでも最も多く認
められる疾患。朝のこわばり、ひきずり足歩行、関節腫脹などの症状が現れる。
JIA患児の25~70%が成人になっても活動性疾患が持続することが明らかにな
っている。