大日本住友製薬 多田正世副社長が社長に昇格
公開日時 2008/03/30 23:00
大日本住友製薬は3月28日、宮武健次郎社長が会長に、新社長に多田正世副社
長執行役員が就任するトップ人事を発表した。岡本康男会長は相談役となる。
就任は6月27日付。同社では社長交代の理由を「グローバルな開発・販売体制
構築による海外事業の基盤強化が必要であり、このような状況を踏まえたもの」
と説明している。
新社長に就任する多田氏は63歳。68年に東京大学経済学部卒業後、同年住友化
学に入社し、企画畑を歩んだ。海外経験も豊富。医薬へのかかわりは05年1月
に旧住友製薬の常務執行役員に就いてからで、同年10月の旧大日本製薬との合
併準備に力を発揮した。