エーザイ組織改編・4月1日付
公開日時 2008/03/31 23:00
〔CEOオフィスの設置〕中期戦略計画「Dramatic Leap Plan」の達成と、そ
の後の継続的な成長に向けた重要課題である研究開発テーマの推進、ならびに
グローバル投資や企業提携、グローバル人事戦略などの企業価値向上への戦略
策定機能のさらなる強化を企図して、CEOオフィスを設置する。同オフィスは、
代表執行役社長兼CEO、代表執行役副社長(国際担当)、代表執行役専務(管
理担当兼最高財務責任者)、同(戦略担当)、常務執行役(研究開発担当)の
5人と、コーポレートストラテジー室、グローバルHRM戦略室、ならびに新設
するイノベーション部の3つの組織で構成する。
〔日本事業本部(JBHQ)の再編〕JBHQが有する医療用医薬品、一般用医薬品、
診断薬、ジェネリック医薬品のマーケティング機能やプロモーション活動のさ
らなる融合を図り、予防・疾病管理・最新治療に関する統合された情報の提供
体制を充実することを目的に、以下の再編を実施する。
▽医薬事業部を発展的に解組し、営業組織13エリア及び流通統轄部をJBHQ担当
執行役の直轄体制に移行する。流通統轄部は、12流通推進部と薬粧流通室で構
成する。
▽4事業の総合的なマーケティング戦略、プロダクトマネジメント戦略、人材
開発戦略を企画、立案、推進する医薬統括部を新たに設置する。医薬統括部は、
医薬推進部、医薬部、免疫・炎症室、学術情報部、情創部で構成する。
▽医薬統括部免疫・炎症室に、免疫・炎症担当MRを配置する。
▽JBHQ担当執行役の直轄下に、保険調剤営業部を新設する。
▽JBHQ戦略企画部に、グローバルマーケティング・オーガナイザーを設置する。
▽JBHQ戦略企画部戦略室に、予防・疾病管理・最新治療に関する統合された情
報を、本部・エリア・MRに発信する機能を追加し、名称を統合戦略室に変更す
る。
〔臨床研究センター〕市販後臨床部の重点領域グループから運動器領域を独立
させ、運動器グループを新設する。また、データマネジメントと管理関連業務
を一元的に担う業務グループを新設する。なお、市販後臨床部の名称を育薬企
画部に変更する。
〔生産物流本部〕鹿島事業所生産部の生産グループを、第一グループ、第二グ
ループ、第三グループの3グループ体制とする。これとともに、生産部の名称
を原薬製造部に変更し、技術グループとあわせて4グループ体制とする。
〔グローバル本社:財務経理部〕財務報告の内部統制の強化と、経理会計機能
の効率化を企図し、財務経理部内に国内ネットワーク経理センターを新設する。
また、財務経理部は新たにグループ制とし、財務グループ、連結経理グループ、
個別経理グループ、国内ネットワーク経理センター、会計センターの3グルー
プ2センター体制とする。