07年人口動態 死亡者が5年連続100万人台、6割が後期高齢者
公開日時 2008/06/05 23:00
厚生労働省は6月4日、「07年人口動態統計月報年計(概数)の概況」を公表
した。1年間の死亡者数は2万3830人増加の110万8230人で、5年連続で100万
人台となった。死亡者数の約6割を75歳以上の高齢者が占めている。
最も死亡者の多い悪性新生物では6976人増の33万6290人で、全体の30.3%を占
めている。なかでも気管・気管支および肺の悪性新生物は2321人増の6万5576
人で、膵の悪性新生物も1246人増の2万4612人などとなった。また、自殺は85
6人増の3万777人だった。