大日本住友・4―9月期 後発品参入のアムロジン、「想定どおりの推移」
公開日時 2008/11/03 23:00
大日本住友製薬は10月31日、09年3月期第2四半期(4―9月)決算を発表し
た。抗精神病剤ルラシドンの海外開発の進展に伴い研究開発費が前年同期比26.
0%増となり減益。通期業績予想は変更していない。
最主力のCa拮抗薬アムロジンの売上は4月の薬価改定、7月の後発品参入の影
響で4.9%減。「年間計画に向け想定どおりの推移」として通期予想は570億円
(前期比10.4%減)に据え置いた。7月発売のARBアバプロは通期予想を30億
円に据え置く一方、4月発売の抗精神病剤ロナセンは20億円へ10億円引き上げ
た。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 1343億5800万円(4.4%増)
営業利益 181億7700万円(18.5%減)
経常利益 182億800万円(17.9%減)
純利益 108億7000万円(21.2%減)
〔4―9月(前年同期)通期予想(前回予想)、億円〕
アムロジン 305(321)570(570)
ガスモチン 99(94)200(200)
プロレナール73(71)150(150)
メロペン 73(71)145(145)
エバステル 39(39)105(105)
スミフェロン 30(30)65(65)
グロウジェクト22(21)45(45)
ドプス 19(21)36(36)
グリミクロン18(20)35(35)
エクセグラン18(18)35(35)
キュバール 18(20)38(43)
アルマール 15(16)30(30)
ルーラン 15(15)29(29)
セディール 14(15)29(29)
タガメット 14(17)28(28)
アンビゾーム14(12)35(40)
〔新製品〕
アバプロ 13(―)30(30)
ロナセン 13(―)20(10)