東邦薬品 オムエルを経営統合する方向で協議開始
公開日時 2009/01/06 23:00
東邦薬品は1月6日、中国地方を商圏とする医薬品卸オムエル(本社:広島県
広島市、河野博行社長)を経営統合する方向で協議を開始すると発表した。10
月1日付で完全子会社とする予定で、今後統合方法や統合後の運営、事業展開
など詳細を協議していく。
オムエルは04年5月に東邦薬品と業務提携を締結。05年11月に東邦薬品を含む
同業9社で設立した葦の会にも参加した。4月の東邦薬品の持株会社制移行で、
オムエルは地域密着の営業基盤を保持しつつ、グループとしての経営資源を積
極的に活用することで営業力強化とグループ企業価値の最大化を図ることが出
来ると判断した。
オムエルは中国地方ではシェア3位の地域有力卸で08年3月期の売上高は725
億5700万円。