厚労省の森課長 GEメーカーMRも新薬相互作用、海外情報に関心を
公開日時 2009/01/25 23:00
厚生労働省医薬食品局の森和彦安全対策課長は1月23日、都内でジェネリック
薬(GE)の情報提供活動について講演し、続々と誕生する新薬とGEとの併用に
よる相互作用などで「未知の事態に直面することは忘れてはならない」と、GE
メーカーのMR活動に注文した。
森課長は新薬との併用のほか、医療現場での適応外使用の情報、海外で販売さ
れている同成分の副作用情報などには新薬メーカーのMRだけでなく、GEメーカ
ーのMRも常に関心を持ち収集することを求めた。その上で、それら情報などに
基づく医療現場からの疑問に的確に答えることが「GEの信頼を高めることには
必要だ」と述べた。
講演は、医薬情報担当者教育センターと日本ジェネリック製薬協会が都内で開
催したセミナー「ジェネリック医薬品のMR活動への期待と役割」で行ったもの。