中医協 先進医療に抗EGFR抗体医薬に対するKRAS遺伝子検査
公開日時 2009/02/25 23:00
中医協総会は2月25日、EGFR陽性の治癒不能な進行・再発の結腸・直腸がんに
対するKRAS遺伝子の検査を先進医療とすることに了承した。KRAS遺伝子変異に
対する症例では、抗EGFR抗体医薬(抗がん剤アービタックス)が無効であるこ
とから、同剤や併用する抗がん剤による副作用を回避でき、費用対効果も有用
と判断した。先進医療としてかかる費用は8万円。経験5年以上の消化器病専
門医、消化器外科専門医、がん薬物療法専門医が行うこととしている。