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厚労省・安全性情報 アタラックスの副作用、注射部位壊死など注意喚起

公開日時 2009/03/26 23:00

厚生労働省は3月26日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.256)を公表し、
抗アレルギー性緩和精神安定剤の塩酸ヒドロキシジン(ファイザーの「アタラ
ックス」)の注射剤について、注射部位の壊死・皮膚潰瘍などの副作用に対し
改めて注意を呼びかけた。同剤について2月13日付で、添付文書に副作用とし
て「腫脹、硬脹、潰瘍、静脈炎、疼痛」を追記するよう関係企業に改訂指示を
行っている。

注射部位の腫脹や硬脹、硬結、潰瘍、静脈炎、疼痛などの副作用は、因果関係
が評価できないものを含め94年~08年で45例報告された。うち注射部位の壊死
や皮膚潰瘍といった重度症例が9例。また、同剤は薬液の酸性度が高く、皮内
や皮下に薬液が漏出すると局所痛・局所障害の原因となりやすいことから、副
作用報告に注射部位をもんだ旨の記載がある症例も9例あったことから、注意
を喚起することとした。

アタラックスは1966年3月に発売し、▽神経症における不安・緊張・うつ▽麻
酔前投薬▽術前・術後の悪心・嘔吐の防止―の適応で、年間約400万人に使用
されているとしている(07年12月~08年11月)。

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