クラヤ三星堂 神奈川に新物流拠点 取引先へ直接お届け
公開日時 2009/05/26 23:00
メディセオ・パルタックホールディングスのクラヤ三星堂が、神奈川県横浜市
戸塚区に建設を進めてきた医療用医薬品を扱う新しい物流拠点「神奈川ALC(
エリア・ロジスティクスセンター)」は8月下旬にも稼動する運びとなった。
郊外物流センター→営業支店→取引先という従来の物流を、ALC→取引先と、
取引先へ直接届ける方式にすることで、リードタイムの短縮を図る。また、県
内に分散する在庫をALCに集約して2万点の品揃えをし、独自の需要予測シス
テムにより、注文に確実に応じられるようにする。
担当したメディ・パルHDの山岸十郎代表取締役副社長は、5月23日の竣工式後
に会見し、物流コストの効果について「机上では3割くらいは落とせる」と話
した。発表によると、延べ床面積は2万599平方メートル、投資額は116億円、
出荷能力は最大1800億円。