Deals Of The Week バイオジェン アコーダとMS治療薬の開発・販売契約を締結
公開日時 2009/07/24 04:00
バイオジェン・アイデックは、アコーダ・セラピューティクスと同社の多発性硬化症(MS)治療薬Fampridine-SRの米国外での開発・販売契約を締結した。
バイオジェンは、アコーダに前払い金1億1000万ドル、開発段階に応じてマイルストーンを上限4億ドル支払う。また、米国外での売上に応じた数千万ドルのロイヤリティも支払うという。
Fampridine-SRは、承認されれば、MS患者の移動(歩行)を改善させる初の経口剤となる。
今回の提携の背景には、バイオジェン・アイデックの株主でもあり、乗っ取り屋で有名なCarl Icahn氏の存在がある。同氏が取締役を2人送り込み会社を2分させようとするなどしているため、バイオジェンは不安定な同社の将来を安定させたい意向だ。
(The Pink Sheet 7月6日号より) FDAと米国製薬企業の情報満載 “The Pink Sheet”はこちらから