3大疾病罹患時の一番の心配 男性は「自分の寿命」 女性は「お金」
公開日時 2009/08/12 04:01
がん、心筋梗塞、脳卒中の3大疾病にかかった時の一番の心配ごとは、男性と女性では意識が違うことが、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)メディカルカンパニーが全国の男女1200人(20~70歳代)に対し行った第4回「心臓に関する意識調査」で分かった。
調査結果によると、男女全体では29.8%が一番の心配ごとは「お金」と回答し、最も多かった。ただ、男女別に見ると最も多い回答は、男性では「自分の寿命」(30.3%)、女性では「お金」(30.0%)だった。年代別にみると、40代以上の全ての年代の男性では「自分の寿命」(50代は「お金」と同率)、30~60代の女性では「お金」が最も多い回答だった。とだった。
また、3大疾病のうち、最も関心が高い疾病は「がん」であることに変わりないが、近年は「心筋梗塞」への関心が高まり、06年の第2回調査より5.1ポイント増の19.0%となった。しかし、心臓に異常を感じても約4割の39.3%の人が定期検診を受けていなかった。