ヤマトのGE流通システム 北大病院が活用
公開日時 2009/09/10 04:03
北海道大学病院が、ヤマトグループのヤマトロジスティクスが展開するジェネリック(GE)メーカーと医療機関の直接取引を支援する「ヤマトメディカルダイレクト」を活用して、大洋薬品のGEの購入を開始した。薬剤購入費の抑制が主な狙い。
昨年夏にリリースされたこのシステムによる取り引きは、08年9月に聖マリアンナ医科大学病院の本院が第1号で、その後順次同院の関連病院で採用。北大病院はこれに続くもので、7月から開始し、採用品目数は10数品目。
現在、このシステムにより取り引きできるメーカーは大洋薬品のみ。ヤマトロジスティクスは、取り引きメーカー数を増やすため、システムの基本骨格は変えないものの「メーカーがサービスに乗りやすい環境づくり」の検討を進めている。