イーピーエス 医療コールセンター受託のメディカルライン子会社化
公開日時 2009/09/11 04:00
イーピーエスは9月9日、医療専門のコールセンターの運営受託を手がけるメディカルライン(東京都豊島区、西塚淳一社長)を子会社化すると発表した。これにより、コールセンターサービスへと事業を広げる。10月1日にCSO子会社のイーピーメディカルは同業のファーマネットワークと合併することになっており、事業拡大へ向けて加速させている。
メディカルラインは06年9月にCSOなどを手がけるアポプラスステーションのメディカルライン事業部から独立。薬剤師を中心としたスタッフにより専門性高い医療領域で、薬相談の一次対応やMRの医薬品情報問い合わせ、市販後調査での医療機関からの問い合わせ対応などのサービスを揃えている。09年3月期業績は売上高10億364万円、純利益は756万円。
イーピーエスは、今後の事業展開は明らかにしていないが、中核事業であるCRO、CSOでもコールセンター対応が必要になるケースもありえることから、両事業との相乗効果をにらんで株式取得により子会社化することを決めた。今後、メディカルラインの株式を投資会社のアント・キャピタル・パートナーズなどから発行済み株式の56.4%に相当する2497株を10月1日に取得予定。取得総額は4億7443万円。