持田製薬は９月15日、抗うつ薬エスシタプラム（＝一般名、SSRI）を日本で承認申請したと発表した。

同剤はすでに世界90ヵ国以上で販売されており、承認されれば日本では４成分目のSSRI。フルボキサミン（製品名：ルボックス＝製造販売アボット製薬、販売アステラス製薬、デプロメール＝明治製菓）、パロキセチン（同：パキシル＝グラクソ・スミスクライン）、セルトラリン（同：ジェイゾロフト＝ファイザー）に続く。持田は02年にルンドベック社から導入し、開発を進めてきた。

販売については、田辺三菱製薬と共同販売し、田辺三菱のグループ会社である吉富薬品による販売プロモーションを含めた体制で展開することになっている。