ファイザーと大日本住友 Ca拮抗薬の高用量製剤 12月14日にそれぞれ発売
公開日時 2010/11/22 04:00
ファイザーは11月19日、持続性カルシウム拮抗薬「ノルバスク」(一般名:アムロジピンベシル酸塩)の高用量製剤となる10mg錠と同OD錠を、12月14日から発売すると発表した。大日本住友製薬も同日、本誌取材に、同成分の「アムロジン」の10mg錠及び同OD錠を12月14日から販売することを明らかにした。ノルバスクとアムロジンは2009年2月に、高血圧症に対して1日1回5mgで効果不十分な場合、1日1回10mgまで増量可能になったが、これまでは5mg錠を2錠服用する必要があった。そこで10mg錠を追加し、1錠の服用で済むようにする。なお、同成分の後発品の中には、既に1日10mg投与の承認をとっている薬剤がある。
ノルバスク、アムロジンともに10mg錠と同OD錠は、製造販売承認を7月15日に取得し、11月19日に薬価収載された。