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FDA バイオシミラーユーザーフィー案明らかに

公開日時 2011/12/12 04:00

米食品医薬品局(FDA)がまとめたバイオシミラー(バイオ後続品)についてのユーザーフィー制度の概要が明らかになった。12月7日付、米連邦官報(Federal Register)で発表した。今回のユーザーフィー制度の提案は、2009年に成立した「バイオロジクス価格競争・イノベーション法」(Biologics Price Competition Innovation Act of 2009)の規定に基づく。今回の案では、2013年度から2017年度までにユーザーフィー制度について決めた。


FDAはバイオシミラーについてのユーザーフィーを4つのタイプに分類した。先ず、従来のPDUFA(処方せん薬ユーザーフィー法)の新医薬品に対するユーザーフィーの規定に準じ、①マーケティング申請フィー、②施設フィー、③製品フィーの3つで、①は、いわゆる申請料金、②は当該製品を製造する施設について要求される料金、③は、製品に対して毎年要求される料金。今回の提案では、以上のほかに新たに、「バイオシミラー製品開発(BPD)フィー」という料金設定を行った。このフィーは、バイオシミラー治験申請(IND)を提出した日か、FDAが、いわば治験相談にあたる「BPD相談」(BPD Meeting)を申請者に認めた5日以内に支払いを求めるもので、バイオシミラーの開発をスムースにさせる狙いがある。


また、提案では、FDA審査終了日までの目標も設定した。2013年度は、申請受理日から10か月で70%の申請品目の審査完了を目標とし、2017年度は90%の品目の審査完了を目指すなど各年度の目標を設定した。


FDAは、12月16日にFDA本部で、このバイオシミラーユーザーフィー制度についての公聴会を開催する。また、この案についてのパブリックコメントを2012年1月6日まで募集している。


(訂正)下線部に誤りがありました。修正します。(承認 → 治験) (12月12日 10:30)

 


 

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