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ミクス・MR意識調査 悩み・不安のトップに「MRの存在価値」 4割が挙げる

公開日時 2016/03/01 03:52

ミクス編集部は、「MR意識調査2016年版」を実施し、その中でMR、チームリーダー、管理職が「いま抱える悩みや不安」を尋ねたところ、最も多かったのが「MRの存在価値」で、回答者(n=275)の44%が挙げた。今のままの活動スタイルに危機感が広まってきていることがうかがえる。

文末の「関連ファイル」に、MRの「いま抱える悩みや不安」や「将来希望するキャリア」の資料を掲載しました(3月1日のみ無料公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります)。

調査はケアネットが運営するCareNet.com、ミクスOnlineに登録しているMRとその上長(営業課長など)を対象に、それぞれのサイトで実施した(期間はケアネットが16年1月21~22日、ミクスでは16年1月29~2月5日)。有効回答数は275人(男251人、女24人)。

悩みや不安としての「MRの存在価値」は、14年調査で第3位、15年調査は第2位と上昇し、過去5回の調査(今回含む)では、この項目が単独でトップとなり、回答率が40%を超えたのは今回が初めて。ジェネリック(GE)の浸透加速や訪問規制強化がMRにとって所与となり、悩みや不安の位置づけが下がった分、現場ニーズへの対応、売上数字の達成、ロールモデルなどMR自身に課題を突きつける要素が際立ってきたことも理由にあるとみられる。実際、それら項目は15年調査より順位が上がっており、MRの悩み・不安は、外部環境によるものからMR自身の課題へ移るものとみられる。

「MRの存在価値」に悩む割合は全体では44%。世代別に見ると、20代(n=32)は47%、30~34歳(n=72)は39%、35~39歳(n=64)は59%、40~44歳(n=48)は35%、45~49歳(n=34)は38%、50歳以上(n=25)は40%。

将来希望するキャリアを見ると、20代は、かつてあったようないずれは所長というキャリア希望は28%と、全体(43%)より15ポイント低い。MR以外の他職種への転職希望は19%、MSLへの移籍希望は16%と、この両割合は世代の中で最も高い。30代のキャリア志向は、約半数が所長など営業職管理職を挙げるが、この世代の営業職によるキャリアアップ志向を持つ者の最も多い悩みや不安は、「MRの存在価値」であり、MRの存在価値に悩み、不安を抱えながら、その上司を目指しているということになる。

20、30代に人気があるマーケティング職への移籍は、過去の調査では20%以上の希望があったが、今回、この世代の希望者は約1割と急減した。

調査結果の詳細、分析はMONTHLYミクス3月号(3月1日発売)に掲載した。ミクスOnlineではこちら

 
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