大鵬薬品 創薬開発プラットフォームPDPSの運用で非独占的ライセンス契約締結
公開日時 2020/12/18 04:49
大鵬薬品は12月17日、ペプチドリーム社(本社・神奈川県川崎市)独自の創薬開発プラットフォームシステムのPDPS(Peptide Discovery Platform System)の自動化プラットフォームを用いた運用に関して、非独占的ライセンス許諾契約を締結したことを発表した。大鵬薬品は、中分子創薬の可能性を広げ革新的な新薬創製の成功確率の向上を目指すとしている。
契約の締結に伴い、ペプチドリーム社は技術ライセンス料(契約一時金)を受け取ることになるほか、PDPSを用いて創製された医薬品候補化合物について設定されたマイルストーンフィーおよび上市後の売上高に応じたロイヤルティを受け取る可能性がある。PDPS自動化プラットフォームの運用に用いるPDPS試薬の供給については、別途両者間で販売契約が締結される。これら技術ライセンス料などはペプチドリーム社の売上高として計上されるが、金額については、契約に基づき非開示とされている。また、これまでの技術ライセンス契約と同様に、ペプチド-薬物複合体:PDC(Peptide Drug Conjugate)は本契約に含まれていない。