大塚製薬工場は11月6日、新たな代表取締役社長に同社取締役で、親会社の大塚ホールディングス（HD）常務取締役CSOの高木修一氏が就任すると発表した。就任は2024年1月1日付。2014年から社長を務めた小笠原信一氏は同日付で代表取締役会長に就く。

高木氏は1995年、大塚製薬に入社。財務・経理部門やインド、アメリカの現地法人のマネジメントなど要職を歴任してきた。現在は大塚HD常務取締役CSOとして経営戦略の推進や子会社モニタリング体制の強化に従事。また、大塚アメリカInc.取締役会長、大塚製薬常務取締役事業戦略担当などを兼務している。

同社は「“The Best Partner in Clinical Nutrition”（臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す）を経営ビジョンとし、患者さんやそのご家族、それを支える医療従事者を含むステークホルダーの皆さまの課題を解決するための製品やサービスといったソリューションの提供を図ることで、世界の人々の健康に貢献してまいります」としている。

【高木修一・大塚製薬工場新代表取締役社長の略歴】

1966年生まれ(57歳)　東京都出身

1995年9月　  大塚製薬入社
2015年5月　  クラリス大塚(現大塚製薬インド)CEO
2019年3月　  大塚製薬取締役財務(兼)事業ポートフォリオマネジメント担当
　　 　  大塚HD取締役(事業ポートフォリオマネジメント担当)
2021年10月　大塚アメリカInc.取締役社長
2022年3月　  大塚製薬常務取締役事業戦略(兼)大塚アメリカInc.担当
　　　　　　  大塚HD常務取締役CSO
2023年2月　  大塚アメリカInc.取締役会長
　　　 3月　  大塚製薬常務取締役事業戦略担当
　　　　　　  大塚製薬工場取締役