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キエジ・ファーマ 事業拡大見据え営業部門拡充へ 「27年から段階的に増強」 10月から本社も移転

公開日時 2025/09/30 04:50
キエジ・ファーマ・ジャパンは事業の拡大に伴う体制強化に向けて、営業部門など各部門の人員拡充を進める方針を示した。営業部門は「2027年頃から段階的に人員を増強していく」考えで、「製品導入のタイミングに合わせて、医療現場との連携を強化できる体制を整えていく」という。人員拡充を見据えて、本社を10月1日から大手町パークビルディング(東京都千代田区)に移転する。

◎国内では脂肪萎縮症治療薬を展開 表皮水疱症とファブリー病を対象とした臨床試験も進行中

キエジ・ファーマ・ジャパンはイタリアの研究開発型バイオ医薬品企業であるキエジグループの日本法人。日本市場では、脂肪萎縮症治療薬・メトレレプチンを扱っているほか、国内で2件の臨床試験を進めている。1剤は接合部型と栄養障害型の表皮水疱症を対象とした外用薬(Oleogel-S10)の第3相試験、もう1剤はファブリー病を対象疾患としたPegunigalsidase Alfa (PRX-102)の第2/3相試験で、国内市場への導入に向けた準備を進めているという。

同社では、こうした事業拡大の動きに合わせて社内体制の強化にも着手。営業部門については、27年頃から段階的に人員増強していく方針を指名した。また、その他の部門でも、「製品開発や情報提供体制の整備など、各機能の強化を目的とした採用を行っており、専門性と経験を重視した人材の確保に努めている」としている。

営業や研究開発など各部門の人員拡充を見据えて本社の移転も行う。移転先の新たな所在地は〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番1号 大手町パークビルディング7階。電話番号(コールセンター)は(0120)484648。

同社の中村良和代表取締役社長は、「新たな拠点は、社員一人ひとりが力を発揮できる環境を整えることで、効率性を高めるとともに、新たな価値を創出する場になる。将来の製品上市をはじめ、日本における研究開発を通じて、社会課題の解決に貢献していく」としている。
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