日本気象協会 来春の花粉飛散予測 東北以外は例年以下
公開日時 2015/10/09 03:50
日本気象協会は10月7日、2016年春の花粉飛散予測(第1報)を発表した。過去10年の飛散数の平均値(例年)と比べると、東北地方は上回るが、それ以外の地域は下回るという。
花粉の飛散数は、前年(15年)の夏の気象によって左右し、気温が高く、日照時間が多く、雨が少ないといった条件になると、増えるといわれる。いずれの条件も揃った東北は、飛散数が例年より120%の「やや多い」と予測。そのほかの地域の飛散数は例年と比べると少なく、北海道40%(非常に少ない)、関東甲信80%(やや少ない)、北陸80%(やや少ない)、東海60%(少ない)、近畿80%(やや少ない)、中国50%(少ない)、四国40%(非常に少ない)、九州40%(非常に少ない)と見込まれるという。