尊厳死という選択
公開日時 2020/03/31 00:00
メディカル・ジャーナリスト西村由美子友人が尊厳死を選択して逝った。メラノーマの再発と転移。余命半年の告知を受けての意思決定であった。カリフォルニアの小都市で教師として定年まで勤め上げ、4人の子ども全員を弁護士に育て上げたキャリアウーマンの行動はさすが!であった。体力が衰えて実行できなくなっては困ると決行の日を前倒しに設定。痛みのコントロール以外のいっさいの治療をやめ、大好きなクッキーだけを少しずつ楽しみながら、家族の手を借りて身辺を徹底的に整理。亡くなる前日は終日、家族と話しながら友人・知人に心のこもったemailを書き、尊厳死法があってよかった!と感謝して逝ったという。Physician-assisteddeath:医師の支援下での自死限られた余命を告知された末期患者が、自らの意思で、医師...