2012/05/18
アステラス製薬は5月17日、米欧で腎細胞がん(RCC)の適応取得を目指し、米アヴェオ社と共同でフェーズ3試験を進めている分子標的薬チボザニブ(開発コード:ASP4130)について、対照薬のソラフェニブ(製品名:ネクサバール)に対し主要評項目の無増悪生存期間(PFS)を統計学的に有意に延長したとする臨床試験結果を今年の米国腫瘍学会(ASCO)の年次総会で報告すると発表した。同社は米国での上市時期は明らかにしておらず、日本では同社は開発権を持っていないため臨床試験は行っていない。