日本ベーリンガーインゲルハイム
公開日時 2001/04/16 23:00
4月17日、2000年度の業績を発表した。売上高は35億円(4.9%)増の752億円の増収で、過去最高を記録した。うち医療用医薬品は売上高の95%を占め、29億円(4.2%)増の717億円。製品別では、抗アレルギー剤アレジオンが42億円(19.9%)増の255億円(薬価ベース)になったほか、睡眠導入剤レンドルミンが8億円(6.4%)増の136億円と好調だった。不整脈治療剤メキシチールは発売後10年以上を経過するが、6月に糖尿病性神経障害治療剤としての効能が追加されたことから2億円(1.8%)減の112億円と、微減にとどまった。2001年度の売上高は、2月に発売されたCOX-2阻害剤モービックの寄与などにより、68億円(9%)増の820億円を予想する。