万有製薬
公開日時 2001/05/14 23:00
5月12日、「国際A‐Ⅱシンポジウム2001」を開催。R.J.ジョンソン・ベイラー医科大学教授は、動物実験で高尿酸血症が心血管系疾患のリスク因子であることが示されていることを紹介し、ロサルタンはAⅡ受容体拮抗剤のなかで唯一尿酸低下作用を有することを説明、臨床試験で有用性を検討する必要があるとした。なお、糖尿病性腎症におけるロサルタンの臨床的有用性を検討するRENAAL試験(総症例1513例、日本人96例含む)の結果が、近く米国高血圧学会(ASH)で発表される予定。