５月23日、2001年３月期決算を発表。高脂血症治療剤メバロチンの減収（5.6％減の1751億円）、糖尿病治療剤ノスカールの販売中止（2000年３月）、100％持株卸・高木薬品の連結除外などが響き、連結売上高は7.6％減の5450億7200万円、営業利益は38.5％減の877億8900万円、経常利益は37.5％減の895億3900万円、当期純利益は0.8％減の424億7800万円と２期連続減収・減益。研究開発費は22.2％増の787億円（売上比14.4％）。単体では、売上高は7.3％減の4175億8600万円、営業利益は32.7％減の917億6100万円、経常利益は32.1％減の939億6500万円、当期純利益は13.0％減の497億8900万円。今期は、国内で高脂血症治療剤NK-104（初年度予想40億円、興和と併売）および欧米で降圧剤CS-866の上市を見込み、連結売上高5510億円（1.1％増）、営業利益830億円（5.5％減）、経常利益850億円（5.1％減）、当期純利益380億円（10.5％減）を予想。メバロチンは6.5％減の1637億円の見込み。