日本イーライリリー
公開日時 2001/07/18 23:00
7月20日、「Lilly International Diabetes Symposium」Take Control―Peaks&Valleys“より生理的な血糖コントロールを目指して”。6月20日に承認された超速効型インスリン・ヒューマログ〔一般名:インスリン リスプロ(遺伝子組換え)〕の国内外の臨床試験結果を紹介し、(1)より生理的な作用特性(2)1型・2型とも食後高血糖を改善し、低血糖発現が少ない(3)食直前投与が可能でQOL改善④HbA1c値を改善――が特徴であるとした。国際糖尿病連盟(IDF)が世界11ヵ国で実施した「2000年度世界糖尿病患者調査」の結果も紹介され、日本のインスリン使用患者150人を対象にした調査結果では、85%が「インスリン注射と食事の間の待ち時間が長い」、35%が「インスリン療法で最も心配なことは低血糖」と回答、全体的に約70%が糖尿病によりライフスタイルに制約を感じていることが明らかになった。